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“つくすこころ、信頼の医療”がめざす未来

アクションプラン21という名前には、「21世紀の時代に日本医科大学始まって以来の大事業を皆で一致団結して成功させよう」という力強い願いが込められている。 その提唱、推進に全精力を傾けてきた赫彰郎理事長。いよいよ、その全容が明らかになりつつある、新生日本医科大学の未来像をうかがいました。

アクションプラン21全体と新病院の位置付け

日本医科大学には、明治9年の済生学舎設立以来、営々と受け継がれる重厚な歴史と、素晴らしい伝統があります。その反面、本学の大きな柱である教育、研究、診療を支える建物や設備の老朽化が進むなど、本学発展の中心である千駄木地区の刷新が必要不可欠でした。そこで平成18年の創立130周年を迎えた節目に、千駄木地区再開発事業計画としてアクションプラン21を始動いたしました。事業は順調に進み、既に教育棟、大学院棟が平成19年1月に完成し、そして平成26年夏には新病院で外来診療がスタートいたします。これによって、時代の変革に即した医学教育を実施し、最先端の研究を行い、なによりも患者さんに快適な療養環境と質の高い医療を提供することが可能になります。本学において、アクションプラン21が次世代の発展への第一歩となることを大いに期待しております。

赫 彰郎
アクションプラン21によってもたらされるもの
最近では、新病院の建設が進むにつれて、変化が目に見えるようになり、皆さんの「いよいよだ」という期待をひしひしと感じます。そこで働く人々が誇りを持てる環境の大切さを改めて再認識いたしました。また教育、研究、診療の面で、国内外で大変素晴らしい業績を誇る、各領域のトップの方々を数多く招聘しております。そして、新病院の新たな運営においても、これまでの慣習に捕われずに真に患者本位の診療体制を構築すべく若い教授陣がリーダーシップを発揮して改革を進めております。

アクションプラン21は単なる建設計画ではありません。本学が、これからも変化する社会情勢や医療の進歩に適合していくための一体的な革新であると考えております。新しい時代の医学・医療を創出し、最先端の教育・研究・診療活動を通じて、広く社会に貢献すること、それこそが我々が希望する日本医科大学の未来です。私学の雄としての誇りを取り戻し、学生にも患者さんにも「日本医科大学に来て頂ければ安心ですよ」と自信をもって言えるソフト、ハード両面の充実がアクションプラン21の最大の目的なのです。
ご支援くださった皆さまへ

本学は明治43年の付属病院開院以来、この地で発展を続けてまいりました。地域の皆さまのご理解とご協力なくしては、この再開発計画も進めることはできませんでした。また、同窓生ならびに学生父母の皆さまのご支援に支えられて、「ひとつの理想」を掲げたアクションプラン21は新病院完成へと着実に向かっております。この場をお借りして、皆さまに深く御礼を申し上げます。新病院は、充実した診療設備をもって、これまで以上に地域のみなさまへ安心と信頼の医療をお届けできると確信しております。

今後も、本学は千駄木とともに歩んでまいります。新しい日本医科大学を皆さまと共に創り上げていくことができましたら、これ以上の喜びはございません。

赫 彰郎
赫 彰郎

赫 彰郎  AKIRO TERASHI

学校法人日本医科大学理事長
昭和7年11月生まれ 東京都出身
昭和33年日本医科大学卒業。昭和56年に日本医科大学付属第一病院内科部長及び日本医科大学第二内科学教授(現:神経内科学分野)に就任。平成4年より平成9年まで日本医科大学付属第一病院長を務め、平成13年に学校法人日本医科大学理事長に就任。現在に至る。日本私立医科大学協会副会長、日本私立大学協会副会長等役職多数を歴任。日本医科大学名誉教授。

「僕はこういうのが苦手だから」と照れながらも穏やかな語り口が印象的だった赫理事長。「皆が一丸となって、患者さんを想い、より良い医療実現のために動き続けている」と語る表情に、日本医科大学に関わる全ての人の幸せを願う深い愛情を感じました。
学校法人日本医科大学 アクションプラン21:新病院建設プロジェクト